Microsoft Teams の外部ユーザー招待機能(ゲストアクセス)がリリースされたようなので、ちょっとだけ動作確認を行ってみましたのでメモ。また、これはちょいと注意したほうが良いかな?というところも。

いまのところ英語だけですが、公式のリリースは下記のページです。

Expand your collaboration with guest access in Microsoft Teams
https://blogs.office.com/en-us/2017/09/11/expand-your-collaboration-with-guest-access-in-microsoft-teams/

(2017/9/12 追記)さっそく日本語訳も公開されました。早い。

Microsoft Teams のゲスト アクセスで共同作業に参加できるユーザーを拡大
https://blogs.technet.microsoft.com/microsoft_office_/2017/09/12/expand-your-collaboration-with-guest-access-in-microsoft-teams/

どうやら、現時点で外部ユーザーとして招待できるのは、Office 365 ユーザーのような Azure Active Directory のユーザーだけのようです。今後、Microsoft アカウントも招待できるようにするとのことですね。

(2017/9/12 追記)サポートチームからも日本語で記事が出ていました。今回の記事では紹介できていないところについても記載がありますので、こちらも合わせてご確認ください。

Microsoft Teams にゲストアクセスが追加されました
https://blogs.msdn.microsoft.com/lync_support_team_blog_japan/2017/09/12/microsoft-teams-guestaccess/

(2017/9/13 追記)関連情報や他にも試された方の記事を見つけたのでリンクを追加します。

Azure AD B2B Collaboration in Microsoft Teams
https://blogs.technet.microsoft.com/enterprisemobility/2017/09/11/azure-ad-b2b-collaboration-in-microsoft-teams/

Microsoft Teams のゲストアクセスを試す – kazuakix の日記
http://blog.kazuakix.jp/entry/2017/09/12/205824

Microsoft Teams のゲストアクセスの機能を使ってみた(トラブルも) – Art-Break : Tech ;
http://art-break.net/tech/?p=1134

テナントレベルで有効化

既定の設定では、外部ユーザー招待機能はテナントレベルの設定で無効化されていますので、Office 365 の管理者が有効化する必要があります。有効化するためには、Office 365 管理センターを開き、[設定] – [サービスとアドイン] – [Microsoft Teams] とたどり、「Settings By user/license type」で「Select the user/license type you want to configure」を「ゲスト」に切り替え、「Turn Microsoft Teams on or off for all users of this type」を「オン」にします。

これで、Microsoft Teams のチーム オーナーが外部ユーザーを招待できるようになります。

外部ユーザーを招待する

外部ユーザーの招待は、いつもどおりのチームのメンバー管理画面から行います。招待したい外部ユーザーのメールアドレスを入力してメンバーに追加します。(ちなみにこの動作、初回の招待が失敗することがありました。その場合には、メンバー一覧で招待されたユーザーが「不明なユーザー」と表示されていました。2 回目以降の招待では上手く動作していますので、同じような現象があった場合は再度招待操作を実行してみてください。)

すると、招待されたユーザーへはメールが届くので、メール内のリンクから Microsoft Teams を起動します。(Skype Teams とは…?)

Microsoft Teams が起動されたら、自動でも招待されたテナントへテナントが切り替えられますが、手動で切り替える場合は左下のユーザー アイコンをクリックし、テナントを切り替えます。

切り替わるまでちょっと待ちます。

再びいつものような画面が表示されたら完了です。招待されたチームにアクセスできます。

簡単ですね。

プライベート チャット

すぐに気がついた運用する上で問題となりそうな箇所は、プライベート チャットの機能です。何も設定変更せずに外部ユーザー招待機能を有効化すると、招待されたテナントでもプライベート チャットが使えてしまい、ユーザーの検索も自由にできてしまうようです。

これはマズそうな場面も多々ありそうです。こうした場合は、Office 365 管理センターの先ほどの設定画面から、ゲストによるプライベート チャットを禁止することができます。

禁止にすると、テナントにゲストがアクセスした場合には、プライベート チャットの「チャット」のメニューが表示されなくなります。


その他にも、社内ユーザーと同様にゲストに対して許可する・しない機能を設定できるようですので、十分に確認して設定していく必要がありそうです。

利用方法や管理方法、良くある質問などはこちらのようです。

Guest access in Microsoft Teams
https://support.office.com/ja-jp/article/bd4cdeec-4044-4b4b-9df1-beb139013a3f

さいごに

Microsoft Teams を利用しているユーザーからも要望が多くあったといわれている外部ユーザーを招待する機能ですが、安全に運用するにはやはり管理者側の設定もしっかりと確認した方が良さそうだなという印象です。あと、ちょっとばかり動作があやしい箇所もある気がしますが、上手く再現できなかったり…。

とは言え、Microsoft Teams のようなチャットでのコミュニケーションは、今後もますます重要になってくるかと思いますので、前向きに利用を検討していきたいところですね。