Japan SharePoint Group 勉強会 #23 に参加しました

Japan SharePoint Group
スポンサーリンク

開催から少々時間が経ってしまいましたが、5 月 21 日(土)に東京・飯田橋の IIJ さんセミナールームにて Japan SharePoint Group 勉強会 #23 が開催されました。今回の勉強会では、SharePoint Server 2016 の一般提供開始直後ということもあり、SharePoint Server 2016 特集!という形で行われました。公開されている当日の資料などをまとめたいと思います。

セッションのふり返りと公開資料

「SharePoint インフラの強化点」では、SharePoint 2010 ~ 2016 までの「ソフトウェアの境界と制限」が対比表でまとめられ、強化された点を解説いただきました。リストの閾値(5,000 件問題)など、細かな点が強化されているようですね。当日は、参加者限定で対比表がダウンロードできる特典もありました。これは嬉しいですね。

SharePoint インフラの強化点
https://docs.com/yamasaki-atsuo/6440/sharepoint2016

「事例から学ぶ、Office 365 の最も快適な利用法」では、Office 365 の利用においてに求められることが多い要件や、ネットワークまわり、そして ExpressRoute を利用した場合の制限や事例などを解説いただきました。Office 365 を利用する上でのネットワークまわりは、あまり詳しく聞くことが少ないので貴重な機会となったのではないでしょうか?

私が担当させていただいた「SharePoint Server 2016 ハイブリッド検索やってみた」では、SharePoint Server 2016 と Office 365 を組合わせて利用できるハイブリッド検索の構成方法などについて解説をさせていただきました。実際に検証環境を作ってみると、拍子抜けするほどあっけなく構成できたのでゼヒ一度試してみて頂きたいです。

SharePoint Server 2016 ハイブリッド検索やってみた
http://www.slideshare.net/hirofumi_ota/sharepoint-server-2016

「クラウド時代の SharePoint 開発に備えよう」では、先日発表された SharePoint Framework を念頭に、今後クライアントサイドの技術による開発に主軸が置かれることになった場合に学んでおくと良さそうな言語や技術について解説いただきました。TypeScript や AngularJS などを学んでいくこと、そして今後も新しく登場するであろうライブラリを学び続けていくことは大事になりそうです。そういえば、最近の Microsoft 側の実装を見ても Knockout や React といったところが利用されているようですね。

クラウド時代の SharePoint 開発に備えよう
https://docs.com/user743852/2271/sharepoint

「SharePoint Server 2016 の構成」では、サポートチームのエンジニアの方から、SharePoint Server 2016 を構成する上で重要となる「MinRole」の考え方や管理方法を解説いただきました。この「MinRole」は、SharePoint Server 2016 から登場した新しい構成方法なので、学習や検証を進めたいところです。その他、SQL Server の「AlwaysOn」や、SharePoint Server 2013 からのアップグレード方法、ユーザープロファイル同期のための Microsoft Identity Manager の構成など盛りだくさんの内容でした!

SharePoint Server 2016 の構成
https://docs.com/kou–watanabe/3030/jpsps-23-watanabe-sps2016-config

さいごに

今回は、SharePoint Server 2016 の一般提供開始直後ということで、テーマを絞った勉強会でしたが、まだまだユーザーの多い SharePoint Server 2013 以前のバージョンなども対象にした勉強会なども期待されるところですね。次回の東京開催にも期待です!

タイトルとURLをコピーしました