SharePoint 2013 「ニュースフィード」の「共有相手」を使ってみた

SharePoint 2013
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前回の投稿からかなり間が空いてしまいました…。

この間、年度末・年度初めの案件対応に追われたり、3/30(土)に初の福岡開催となった Japan SharePoint Group 勉強会に参加したりとバタバタとしておりました。この勉強会の様子などは、後日投稿したいと思っています。また、この4月から稼働を始めた SharePoint 2013 ファームもいくつかあることと思います。ブログでは、今後も継続して SharePoint 2013 の話題を中心に投稿を続けていきたいと思います。

久しぶりの投稿となった今回は、「ニュースフィード」の「共有相手」についてです。

「ニュースフィード」が機能強化

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さて、SharePoint 2013 では「ソーシャル」と呼ばれる機能が強化され、その目玉機能の一つとして「ニュースフィード」が機能強化されました。この「ニュースフィード」自体は SharePoint 2010 でも実装されていた機能なのですが、Twitter や Facebook のような “つぶやき”(短文記事)を投稿する機能が追加され、多くの方がイメージされるであろう「ソーシャル」っぽい見た目や使い勝手となっています。

「ニュースフィード」でつぶやいてみる

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さっそく、このニュースフィードを使ってつぶやいてみましょう。操作は簡単です。最上段に表示されるテキスト入力フォームに文章を入力し、「投稿」をクリック(またはエンターキーを押下)するだけです。その他、「@」でメンションや「#」でタグ付けするなど、Twitter でもおなじみの機能が実装されています。


ここで少し気になるのが「共有相手」という項目です。初期状態では「すべてのユーザー」と表示されており、各個人のつぶやきは利用者全員に公開されています。

でも、限られたメンバーだけでつぶやきを共有してみたいですよね?そこでポイントとなるのが、サイトの「フォロー」です。

サイトの「フォロー」

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サイトをフォローする操作は簡単です。フォローしたいサイトを開き、右上にある「☆ フォロー」をクリックするだけです。

「ニュースフィード」とサイトの「フォロー」と「共有相手」

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この「フォロー」が個人のニュースフィードで「共有相手」を選択するためには欠かせない操作となっています。”ニュースフィード(正確には「サイト フィード」)が有効化されたサイト” を「フォロー」することで、個人の「ニュースフィード」での「共有相手」の選択肢に、フォローしたサイトが追加されます。これを共有相手として選択すると、つぶやきの公開範囲は選択したサイトの権限で表示・非表示が制御されます。

これにより、共有相手に選択したサイトのメンバーだけに限定したつぶやきの共有が出来ることになります。
ちなみに、標準で用意されているサイト テンプレートの内、ニュースフィードが有効化されたサイト テンプレートは次の2つです。

  • チーム サイト
  • プロジェクト サイト

※「サイト フィード」を有効にしたサイトでは 専用の Web パーツをページへ追加することで「ニュースフィード」と同じインタフェースでつぶやきを共有することもできます。

「サイト」で作成できるサイトは「チーム サイト」

実は、前回の投稿で述べた「サイト」のページからユーザーが自由に作成することが出来るサイトは、ニュースフィードが予め有効化された「チーム サイト」です。つまりは、

  1. 「サイト」からチーム サイトを新たに作成する
  2. 任意のユーザーにチーム サイトを共有する
  3. そのチーム サイトをメンバーが「フォロー」する

の3ステップで、特定のメンバー内でのつぶやき共有を簡単に始められ、そこでの会話を個人の「ニュースフィード」で集約して利用することができる、というわけです。

「サイト」に関しては、前回の投稿も合わせてご参照ください。

SharePoint 2013 Online 「サイト」と「サイト ポリシー」
https://idea.tostring.jp/?p=326

まとめ

SharePoint 2013 で強化された個人の「ニュースフィード」、さらには「サイト」からの「チーム サイト作成機能」を組合わせて利用することで、ユーザーがつぶやきの共有範囲を自由に選択しながら、他のユーザーとコラボレーションを行っていくという使い方が標準機能で実現できます。

要注目の「ソーシャル」機能。動作を理解し、ぜひ活用してみては如何でしょうか?
もっとソーシャル機能について詳しく知りたい!という方向けに、Microsoft さんから SharePoint 2013 の自習書として「エンタープライズ ソーシャル機能活用ガイド」がダウンロードできるようになりました。ご興味をお持ちの方は、こちらの自習書も合わせてご活用されては如何でしょうか?

SharePoint 2013 評価リソース
http://www.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/resources/default.aspx

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