Power Automate でクラウドフローを作成・編集する画面が新しいデザイナーになって久しいですが、正直なところあまり使い慣れていませんでした。ところがひょんなことから「アクションのピン留め」機能を知り、新しいデザイナーも良いかも!と思いはじめました。
そんなわけで、Power Automate クラウドフローデザイナーのアクションのピン留め機能について書いておきます。
こんな場面で便利なアクションのピン留め機能
たとえばフロー作成中にこんな場面はないでしょうか?条件で分かれたそれぞれの分岐先で、同じようなアクションに同じような設定を行いたい場合です。こうしたときに、それぞれのアクションの設定を見比べながら行いたいな~なんて考えて、設定を行ったり来たりと確認しながら進めることがありました。

そんなときに社内の同僚から「アクションをピン留めしておくと便利ですよ」と教えてもらったんです。
アクションのピン留めがすごい
アクションのピン留めの設定は簡単です。編集中のフローからアクションを選択し、画面の左側にアクションの設定画面を表示しておきます。そしてその右上にある縦の「…(その他のコマンド)」をクリックし、[アクションをピン留めする]を選択するだけです。

さあ、この状態でフロー内にある他のアクションを選択してみてください。なんとそれぞれの設定画面が横並びで表示されるではありませんか!これはむちゃくちゃ便利ですね。

これならわざわざいったりきたり切り替えることなく、そのまま横並びで見比べながら設定が行えます。これは快適ですね。
さいごに
ちょっとした機能でしたが、個人的には使い勝手に大きな影響を与えてくれる嬉しい機能でした。こんなちょっとしたことでも、Power Automate の新しいデザイナーを使ってみようかなと思わされたのでした。皆さんもぜひ触ってみてください。