昨日の朝方(日本時間)より SharePoint 2013 Service Pack 1 の提供が開始されました。実際は、Office 2013 や Exchange 2013 も同じく Service Pack が提供されていますので、Office ファミリーの Service Pack がリリースされたという感じでしょうか。せっかくなので、情報をまとめようかとも思ったのですが、すでにまとめられているので、そちらを紹介します。
Office 2013 Service Pack 1 now available
http://blogs.office.com/2014/02/25/office-2013-service-pack-1-now-available/
こちらの記事がほとんどのリソースへのリンクがまとまっていますね。
Service Pack 1 for SharePoint 2013 is now available for download (updated)
http://blogs.technet.com/b/stefan_gossner/archive/2014/02/26/service-pack-1-for-sharepoint-2013-is-now-available-for-download.aspx
と、このままでは面白くないので、さっそくインストールしてみました。
(2014/3/1)SharePoint 2013 with SP1 が MSDN や VLSC からダウンロード可能になりました。これから新規インストールされる場合は、そちらがオススメです。
SharePoint 2013 with SP1 (“slipstream”) is now available for download
http://blogs.technet.com/b/stefan_gossner/archive/2014/02/28/sharepoint-2013-with-sp1-quot-slipstream-quot-is-now-available-for-download.aspx
SkyDrive から OneDrive に
コンシューマー向けではすでに OneDrive へと名称が変わっていますが、SharePoint で利用できる SkyDrive Pro も OneDrive(OneDrive for Business)へと名称が変わっていました。
SharePoint Online や Yammer との連携?
全体管理を覗いてみると、インストールの手順がダメだったのか上手く言語があたっていないのですが、(2014/3/1)再度インストールしたら上手くいきました。主要な手順としては下記の通りですね。
- 「日本語」の SP1 インストーラーをダウンロードし実行
- インストール後に再起動が求められた場合は再起動
- 製品構成ウィザードの実行
新機能らしい設定項目が追加されていました。クリックしてみると「Yammer の統合」や「OneDrive for Business を Office 365 にリダイレクト」といった文字が見えました。
さいごに
今回の Service Pack では、バグフィックスの他に Windows Server 2012 R2 への対応も入っていたと思います。また、今回発見した追加された機能を見ても、オンプレミスとオンラインのハイブリッド構成といったシナリオの機能強化が今後もあるのかな?と、思いました。今日は時間が取れずここまでですが、徐々にどこが変わったのかを確かめて行きたいです。