Microsoft Teams で Web 会議を行うことも増えてきましたね。そしてそんな会議では、PowerPoint で作成した資料を画面で共有してプレゼンを行うこともあるかと思います。
そうなると使いたくなるのが、会議室のプロジェクターでは利用できていたあの機能…、PowerPoint の「発表者ツール」です。
プロジェクターはないし、外付けディスプレイもないし、なにか良い方法は…、と試行錯誤してたどり着いた方法を紹介します。
ウィンドウの共有がポイント
Microsoft Teams では、画面の共有は「デスクトップ」と「ウィンドウ」を選択できますが、発表者ツールを使いたい場合、共有すべきは「ウィンドウ」です。
プレゼンしたい PowerPoint のウィンドウを選択し共有を開始し、いつも通りスライドショーを開始しましょう。
これで相手にはプレゼンのスライドショーが見えていますね。
発表者ツールに切り替える
そうしたら次にスライドショーの左下に薄っすら表示されているメニューから [・・・] – [発表者ツールを表示] をクリックします。
すると、見ている画面が発表者ツールに切り替わりました。
するとどうでしょう…?
マジカルタイム!
あれ?これだと相手にも発表者ツールが見えてしまうのでは?と思いきや、相手側ではスライドショー表示のままです。スライドショーのウィンドウを共有しているからですね。
もちろんこのまま発表者ツールでスライドを送ることもできますし、ペンや蛍光ペン、レーザーポインターといった機能も使うことができます。
なによりこの発表者ツールでは、プレゼン開始からの経過時間や、次のスライド、さらには、スライドに設定したノート(カンペ)を画面で見ならプレゼンができますし、スライドの一部を拡大して表示したり、スライドの一覧表示から目的のスライドに直接ジャンプするなど思いのままです。
さいごに
一度使ってしまうと、PowerPoint の発表者ツール無しでのプレゼンなんて考えられません!そんな発表者ツールが Microsoft Teams の Web 会議でも使えるなんて安心ですよね。
ちょっとしたテクニックですが、そのちょっとを覚えておくとかなり便利になります。Web 会議でもいつも通りのプレゼンで会議を快適に進めましょう。