11月から Office 365 Enterprise を契約しているユーザーは、もれなく Yammer Enterprise のライセンスも付いてくるようになりました。

ソーシャル機能を活用して仕事をする: Yammer に新機能追加、すべての Office 365 Enterprise ユーザーが利用可能に
http://blogs.technet.com/b/bpj/archive/2013/11/08/getting-it-done-with-social-yammer-includes-new-features-expands-to-all-office-365-enterprise-customers.aspx

また、SharePoint とは、Yammer App for SharePoint を介しての連携や、特に SharePoint Online では、ドキュメント ライブラリに保存されたドキュメントを Yammer フィードに投稿できるなど、徐々に強化されてきています。

また、これら公式で用意されていない連携機能は、Yammer API や Embed コードを利用することで実現できるようです。そこで、今回は簡単に利用できる Embed コードを利用し、お知らせリストにコメント機能を追加してみます。

Yammer Embed コードとは?

ある決められた規則のコード(JavaScript)を記述することで、様々な Web アプリやページに簡単に Yammer のフィードを追加できる仕組みです。

Embed | Yammer Developer
http://developer.yammer.com/connect/

もちろん、その対象は SharePoint も例外ではなく、こちらの仕組みを利用して、Yammer のフィードを SharePoint から利用ができるようになります。それも、決まりさえ覚えてしまえば、とても簡単に利用できます。

「お知らせ」リストにコメント機能を追加する

では、本題のコメント機能の実装を行います。今回この機能を実現するために利用する Yammer Embed のフィードは、Open Graph フィードです。Yammer で利用する Open Graph については、下記の URL を参考にどうぞ。

Open Graph | Yammer Developer
http://developer.yammer.com/opengraph/

さて、ここまでの情報を基に、今回埋め込むコードは、下記の通りです。

<script type="text/javascript" data-app-id="hyB2pTvrL36Y50py8EWj6A" src="https://assets.yammer.com/platform/yam.js"></script>
<script type="text/javascript">
yam.connect.embedFeed({
	container: "#embedded-feed",
	network: <your network>,
	feedType: "open-graph",
	objectProperties: {
		url: document.URL,
		title: document.title
	},
	config: {
		header: false,
		footer: false,
		showOpenGraphPreview: true
	}
});
</script>
<div id="embedded-feed"></div>

こちらのコードを、お知らせリストの ViewForm.aspx に埋め込みます。お知らせの記事を開いて、歯車から「ページの編集」を選択し編集モードに切り替え、フォームのページに「スクリプト エディター」Web パーツを追加して埋め込みました。

さっそく使ってみる

すると、こんな感じになりました。ただ、初めて利用する場合は、Yammer にログインし、アプリの利用を許可する必要があります。(Facebook の連携アプリを利用する時に、許可をする操作と全く同じです。)

20131230-1

また、SharePoint 側からコメントを記載すると、きちんと Yammer 側にも投稿がされていますね。

20131230-2

20131230-3

さらに、Yammer 側からコメントを投稿しても、きちんと SharePoint 側でも確認ができました。

20131230-4

さいごに

業務や情報共有を考えた場合、何かしらのデータや情報を基に共同作業・会話を行っていくという場面が多いと思います。Yammer のこうした連携を活用することで、そうした活動の一部を SharePoint + Yammer で実現できそうな気がしました。

この他、Yammer Embed コードでは、「いいね!」ボタンなどの機能も提供されています。ユーザー情報の同期や、認証の連携等、まだまだ課題も多い Yammer との連携ですが、今後を見据えてこうした連携を取り入れた SharePoint + Yammer の利用シナリオを検討していくのも面白そうです。

さて、この投稿は年末年始の帰省先から書いています。今年は、多くの方にお会いし、また、多くのお話をさせて頂ける年となり、とても有意義に過ごすことができたのではないかと思っています。ありがとうございました!そして、来年はもっと情報発信の機会を増やしていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします!