いつ頃からか SharePoint Online や OneDrive for Business で共有した Office ファイルは Office Online の編集モードで開く動作が既定となってしまいました。

共同編集が目的の場合は便利なのですが、Office ファイルの共有が目的の場合には意図せず編集されてしまうこともあり不都合があることも多いです。

こうした事情もあり、Office ファイルをクリックしたときの既定の動作として読み取り専用モードで開きたいという要望も多いので、そのための方法を書いておきます。

「常に読み取り専用で開く」設定

Office Online の動作を変更するには、現時点では Office ファイル側で対応しておく必要があるようです。その設定が「常に読み取り専用で開く」という設定となり、共有する前に Office ファイルに設定しておく必要があります。Office 365 ProPlus の場合は、次のように設定できます。

[ファイル] – [情報] – [文書の保護] と選択し、「常に読み取り専用で開く」を選択します。

この状態でファイルを保存し、SharePoint Online に保存することで、Office Online においても既定の動作が読み取り専用モードに切り替わります。

また、試してみたところでは、Office 2013 の場合には、ファイル保存時の「名前を付けて保存」ダイアログから [ツール] – [全般オプション] の「読み取り専用を推奨する」をチェックしておくことでも同様の動作となるようです。

動作を確認する

設定を行ったファイルを SharePoint Online のドキュメント ライブラリに保存し、ファイル名をクリックしてみます。

すると、Office Online の読み取り専用モードで開きます。

ここで、上部に表示されている黄色の部分の「編集する」をクリックすると編集モードに切り替わります。

さいごに

今のところ、ドキュメント ライブラリ単位などでモードを切り替える設定などは提供されていないようです。また、海外を含めたユーザーの声を見ていると、編集モードで開くことを歓迎する声も多く、既定動作として編集モードで開くというのは賛否両論という感じです。

まずは、アップロードし共有する目的に応じて、Office ファイル側で対応をしておくというのが良さそうです。