社内で利用されるコンテンツとして動画ファイルも増えてきていて、SharePoint のページにも動画を埋め込みたいという要望が多くなってきています。
Microsoft 365 の動画サービスである Microsoft Stream (Classic) も、2024 年の 2 月には完全にリタイアし、SharePoint をベースとした新しい Stream (on SharePoint) に移行します。
そうした流れに合わせて、SharePoint での動画サポートも少し拡充されてきています。今回は、SharePoint ページに動画を埋め込むための方法をいくつか紹介したいと思います。
ファイルビューアー Web パーツ
まず簡単なのはファイルビューアーを利用する方法です。文章の段落の間に動画を挿入したりすることもできます。
ヒーロー Web パーツ
ヒーロー Web パーツも利用できます。リンクのひとつとして動画ファイルを指定します。
そうして追加したヒーロー Web パーツのリンクをクリックすると、Web パーツ内で動画が再生されます。
埋め込み Web パーツ
埋め込み Web パーツを利用する機会も多くあります。SharePoint 上に保存された動画を再生する Stream 動画プレイヤーでは、埋め込みコードを生成することができます。
埋め込み Web パーツを利用して、そのコードをページに配置します。
こちらの方法のメリットは、ユーザーがクリックしたときの動画再生開始時間を指定できることです。長い動画の場合で、この動画の何分何秒からの部分を見てほしいといったときに、再生開始時間を指定しておくと見る側に優しいですよね。
さいごに
今後も SharePoint 上で動画ファイルを扱うことができる Web パーツの種類や機能はさらに増えていきそうです。Word や Excel、PowerPoint のファイルなどと同様に動画ファイルが共有されて利用される。そんな場面が当り前になっていきそうですね。