SharePoint 2010 や 2013 では、ウラ側で色々な JavaScript などのファイルを読み込んでいます。中にはユーティリティ的なものも多く、カスタマイズ時などに利用することで、効率良く実装ができるものがあります。最近良く利用する String.format 関数をご紹介します!!
さっそく使ってみます
どういった関数かというと、.NET で利用できる String.format と同様に、テンプレートとなる文字列の特定の一部を指定した文字列で置換するというものです。例えば、次のように記述します。
String.format("こんにちわ!{0}", "世界!");
とすると、返ってくる文字列は「こんにちわ!世界!」となります。さらには次のように記述します。
String.format("こんにちわ!{0}僕は{1}です。", "世界!", "ほげほげ");
とすると、返ってくる文字列は「こんにちわ!世界!僕はほげほげです。」となります。
定義されている場所
この関数は、ScriptResource.axd ファイルの中で定義されています。他にもブラウザ判定など面白そうなのもあります。このファイルは、ASP.NET で利用されるファイルですね。
さいごに
SharePoint が既定で読み込んでいるスクリプト ファイルに目を通していくと、面白く使えそうなものが色々あったりします。ご興味がありましたらぜひ確認してみてください。